夫と不貞相手から慰謝料を得て離婚した事例

性別	女性
年代	30代
エリア
子ども	2人
婚姻期間	約10年
依頼者の職業	パート
依頼者からの相談内容	離婚、慰謝料
相談内容詳細	夫に不貞やＤＶがあり、生活費も渡してくれないため、妻自ら離婚調停を申し立てましたが、慰謝料について折り合いがつかず、調停は不成立となり、当方に相談・依頼となりました。
弁護士対応内容	夫は妻に対し、離婚だけ先にするよう迫っている状況でしたが、代理人就任後、直ちに婚姻費用分担調停を申し立てました。また、離婚訴訟を提起し、夫と不貞相手に対する慰謝料請求もあわせて解決することにしました。

依頼後の結果

妻は夫から生活費を全く支払ってもらえず、やむを得ず子どもを連れて別居をしました。別居後、夫は自宅に不貞相手を呼び寄せ、同居を開始している状況でした。

婚姻費用分担の調停については、夫が支払いを拒否したため、審判が下されました。夫は、審判に不服であるとして即時抗告の申立てを行いましたが、棄却され審判が確定しました。

離婚訴訟については、不貞相手も当事者に加え、夫に対しては、離婚のほか親権、養育費、慰謝料等を請求し、夫の不貞相手に対しては、慰謝料を請求しました。

ただ、夫の不誠実な言動等から、判決で請求が認められたとしても、夫や不貞相手が慰謝料等を支払わない可能性が高かったため、裁判上の和解の席上で慰謝料の支払いを受け、和解することになりました。